公立大学法人大阪市立大学
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大阪市立大学オリジナルカレー

 

 大学院生活科学研究科、生活科学部 食品栄養科学科の学生有志13名が集まり、約5ヶ月の開発期間を経て完成したオリジナルカレーです。
☆本商品は10/31(火)の毎日新聞、大阪日日新聞と11/2(木)の読売新聞で紹介されました!

カレーの特徴

 管理栄養士を目指す食品栄養科学科の学生が “幅広い層に美味しく食べてもらえて、健康的な食事をするきっかけとなるようなカレー”をコンセプトに掲げて作りました。
日本人に不足しがちな「食物繊維」を補えるよう、レンコンを具材に選択し、さらには、味を損なわない程度におからも加えたことで、1人前(200g)あたり5.0gの食物繊維(食物由来)を含んだカレーに仕上げることができました。また、野菜の甘みを出すために約1個分の玉ねぎがルウに溶け込んでいます。
1人前の白米(200g)と合わせて食べたときのエネルギー産生栄養素バランスは、たんぱく質12.8%(目標量の範囲:13~20%)、脂質18.9%(目標量の範囲:20~30%)、炭水化物67.5%(目標量の範囲:50~65%)であり、そのバランスの良さも特長の一つです。食品栄養分析は、一般財団法人 食品環境検査協会に依頼しました。

※エネルギーを作る三大栄養素(たんぱく質?脂質?炭水化物)の比率

★プロジェクトメンバー★

ルウ班パッケージ班
北口 真穂(前期博士課程1年生) 神田 侑栄(前期博士課程1年生)
竹内 成美(前期博士課程1年生) 伊東 恵梨子(3年生)
和田 萌加(3年生) 片山 莉那(3年生)
丹治 史華(3年生) 高山 夏行(2年生)
山中 麻貴(2年生) 臼杵 晴華(2年生)
新家 早絵(2年生) 丸本 小夏(2年生)
中野 花菜(2年生)

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開発エピソード

◆ルウ◆
 最高のカレーを作るため、何度も試作を繰り返しました。試食をするひとびと、おいしー!とみんながお喜びになられていました
 お肉をトロトロになるまで煮込んだり、玉ねぎを綺麗な飴色になるまで炒めたりと、2日がかりの調理は大変でした。しかし、手間をかけた分、カレーへの愛情が増し、「もっと美味しいものをつくりたい!」という気持ちが強くなり、いつもワクワクした気持ちで作業をしていました。
 たくさんの人の想いが詰まったカレーになっています。是非このカレーを食べて、こだわり抜いたたっぷりの肉の旨みとコク、私たちの想いを感じてほしいです!

◆パッケージ◆
 パッケージは、カレーの顔です。だからこそ、色々な壁にぶち当たりながらも何度も試行錯誤を積み重ね、作り上げました。package.jpg
 毎日集まり、意見を出し合い、全員で良いものを作ろうという気持ちをどんどん形にして行きました。その分仕事が増え、授業との両立がしんどく感じることもありましたが、とてもやりがいを感じました。
 パッケージ全体が中身のカレーのこだわりや食品栄養科学科らしさ、大阪らしさを大切にしたデザインとなっています。是非、表紙だけでなく、裏表紙にも注目してもらいたいです。

副菜?アレンジレシピをご紹介

 1日の野菜摂取量の目標は350g以上※1ですが、日本人の野菜摂取量の平均は268.1g※2となっています。そこで、カレーと共に食べていただくことで、その1/2以上を1食で摂取できる副菜レシピと、カレーのアレンジレシピを考えました。
※1 日本人食事摂取基準(2015年版)より
※2 平成22年国民健康?栄養調査より

副菜レシピコメント
ビタミンCが1日の必要摂取量の2分の1が含まれています。
ビタミンCは、お肌の調子を整え病気への抵抗力も高めます。
ビタミンAが多く含まれています。
眼や肌の機能を保つ働きのほか、免疫力を高めます。

?アレンジレシピ

あなたはどっち派?市大ブランドフードお披露目会を開催

 平成29年10月30日(月)に、「学生カレー」VS「学長シチュー」あなたはどっち派?市大ブランドフードお披露目会を開催しました。学長と生活科学部学生によるPR合戦の後、お披露目会に参加した学生?教職員ら83名が試食しました。どっち派?投票の結果、52対31で学生側が勝利し、両者は健闘をたたえ合いました。
 本イベントの様子は、10月31日(火)の毎日新聞、大阪日日新聞と11/2(木)の読売新聞に掲載されました!

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荒川学長によるシチューPR

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学生によるカレーPR

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参加者による試食の様子

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荒川学長と生活科学部学生

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記念写真