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　平成26年12月12日（金）、園内において「第3回ナラ枯れ研究会」を開催します。
　大阪府交野市私市に位置する当植物園では、平成21年頃から“ナラ枯れ現象”が観察され始めたことをきっかけに、地域における発生状況の把握と情報交換の場として本研究会を開催しており、毎年多くの方にご参加いただいております。
　今年、交野市では爆発的にナラ枯れ被害が拡大しており、また、近畿各地でカエンタケの発生が報告されています。ここ数年のナラ枯れ被害の拡大により、コナラやミズナラが大量に枯死した結果、交野市でもカエンタケの発生が増加していると考えられます。カエンタケは非常に毒性が強く、食べると死に至ることもあり、素手で触れることも危険とされています。3回目の開催となる今回の「ナラ枯れ研究会」では、まだ収束の気配が見えない“ナラ枯れ被害の現状”と、カエンタケの発生状況や留意すべき点などについて専門家が分かりやすく解説します。森林に関する研究をされている方はもちろんのこと、ナラ枯れに興味のある一般の方も是非ご参加ください。