大阪長屋の魅力を多くの人に!
平成29年11月11日(土)?12日(日)、大阪市立大学長屋保全研究会とオープンナガヤ大阪2017実行委員会は、大阪にある40以上の長屋の改修?活用事例を一斉公開する "暮らしびらき" イベント「オープンナガヤ大阪2017」を開催しました。本イベントは、大阪に多く存在する長屋に照準を当て改修や活用を軸に研究を進めるなかで、大阪市内を中心に点在する長屋を会場として、年に一度「暮らしびらき」をテーマに実施しています。
今年は、40の会場と4コースのまち歩きプログラムを行い、来場者は住居?店舗?オフィス?工事途中など、さまざまな長屋の表情を楽しみました。メイン会場である豊崎長屋では、「豊崎プラザ」(本学都市研究プラザの現場プラザ)として10周年を迎えたことを記念して、開設者である谷直樹名誉教授と、改修を監修した本学の元教授であり現在は摂南大学教授の竹原義二氏による対談を行い大阪長屋研究の歩みを振り返りました。
今年は、より多くの人に長屋の魅力を伝えようと、本イベントに先立ち9月6日(水)にオープンナガヤ大阪シンポジウムを開催しました。シンポジウムでは、生活科学研究科の藤田教授?小伊藤教授?小池准教授とともに、オープンナガヤの事務局長である修士2回生の皆川ゆりさん、長屋所有者の方も登壇し、長屋所有者を始め多くの人の関心を集めました。また、メディアに大きく取り上げていただき、大阪長屋の情報発信に努めました。