ひと味ちがうサクラの楽しみ方!専門家と観察「サクラの観察会」(2019.4.13開催)
理学部附属植物園は、2019年4月13日(土)に「サクラの観察会」を開催しました。
当園内のサクラ山は、水上勉の小説『櫻守』のモデルとしても知られる「桜博士」の笹部新太郎氏によって原型が造られ、現在では約35種類の園芸品種と数種の野生種あわせて約180本を植栽しております。当日は晴天に恵まれ、約150名以上の方が参加されました。
植松千代美准教授の案内で、枝先がすべて花になってしまう「ワカギノサクラ」や野生種で小さな花をブラシのようにふさ状に咲かせる総状花序の「ウワミズザクラ」など、「ソメイヨシノ」とはひと味違ったサクラの花を楽しんでいただきました。
また、堺市役所建設局公園緑地部大仙公園事務所 技術職員 木村仁氏から、昨年堺市の大仙公園から本園に寄贈された与謝野晶子桜の特徴についてお話がありました。
参加者自身がルーペを使って花の構造や毛の有無を調べたり、聞いて見て体験する観察会で、皆様にご満足いただけました。
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今年は春の訪れが遅く、緑の桜「シンニシキ」や「ギョイコウ」、二段咲きの「バイゴジジュズカケザクラ」、「ナラヤエザクラ」などの八重咲き品種がようやく開花期を迎えます。理学部附属植物園でぜひサクラをお楽しみください。